Apexゲームのマップをチェック
キングスキャニオン、ワールズエッジにオリンパス。レジェンドたちが戦い、命を落としたこれらの地が、開催地に選ばれた理由を知っているだろうか?アウトランズの命運を左右するような事柄には、必ずハモンドロボティクスとマーシナリーシンジケートが加担しているように思われる。Apexゲームの開催地となっているマップについて、詳しいエピソードを紹介しよう。
バトルロイヤル
アウトランズを渡る惑星に位置するこれらの広大な場所は、大規模なApexゲームの開催地だ。
E-District
ガイアで最も豪華なショッピングモール、活気にあふれるビジネスセンター、惑星内で最高の料理が楽しめるナイトマーケット。それらが集まるE-Districtは、かつてスオタモ市の都市島地区だった。賑やかなナイトライフは地元民や観光客を魅了し、誰もがE-Districtのネオンの光を浴びて夜を満喫したいと羨望するほどだった。
しかしながら、この輝きは消え失せてしまう。ストームポイントに巨大な嵐が押し寄せ、最も重要な電力供給施設が破壊されてしまったのだ。その結果として、電力需要が高い場所では電力が逼迫し、供給配分を巡る暴動や反乱が起こった。この騒乱の最中、レジェンドのオルターが船をハンバート研究所に衝突させてしまう。そして、研究所に保管されていた有毒化学物質がこの地区全体にまき散らされてしまった。ついには避難地区となり、誰も戻ることがないよう島とつながっていた橋はすべて破壊された。
シンジケートは、この放棄されたE-Districtが将来Apexゲームの開催地として使えるのではないかと見積もった。彼らは土地の所有権を買い取り、莫大な資金を投じて有毒化学物質の除去を行って地区の復興に取り組んだ。時が経ち、島の電力供給が復活し、E-Districtはかつての輝きを取り戻した。そして今、E-DistrictはApexゲームの開催地となり、レジェンドたちの戦いをネオンの光が照らし出している。
Broken Moon
ボレアスの衛星であるクレオはかつて完全な天体であった。しかし、隕石が衝突し、想像を絶する力が壊滅的な状況をもたらした。隕石の衝突はクレオの地表を破壊しただけにとどまらず、ボレアスをも破滅へと導いていた。当初、ボレアスの人々はこの事実を知る由もなかった。研究者たちは、ボレアスにおける気象災害の急増とクレオとの関連性を突き止めた。これにより「プロジェクトホープ」が始動し、ボレアスの人々はクレオの再建に向けて一致団結したのだった。殺風景な衛星であったクレオは趣を変え、研究者やエンジニア、建設業者であふれかえるようになった。作業者たちはクレオの亀裂を修復し、岩の活用を進めた。そして、新たなテクノロジーも開発されていった。
しかし、プロジェクトは遅々として進まず、人々の心はプロジェクトホープから離れ、予算も削減されていった。結果として、クレオ再建評議会は住宅地やショッピングセンター、高級墓地造成を目的とした資金調達を行うため、クレオの民営化を余儀なくされた。クレオは現在、クレオとボレアスの危機を救うという希望のもと、公共・民間企業が運営する共同体となっている。Apexゲームの開催もこの枠組の一部だ。
キングスキャニオン
かつてはソラスの簡素な開拓地であり、キングスキャニオンとして知られていたこの島は、IMCが研究開発の拠点に選ぶまで栄えることはなかった。IMCの運用を支援する航空基地、水処理施設、その他数多くの施設を収容している。そうした日々の憂さ晴らしとして、ここに駐在するIMCの兵士たちが、「サンダードーム」と呼ばれる一角で剣闘士を彷彿とさせる戦いに興じるようになり、Apexゲームの前身となる競技に出場していた。また、IMCの過激な活動を隠蔽する地下施設もあり、フェーズ技術に関する極秘プロジェクトや、単一の脳で動くシミュラクラ軍団を作るプログラムなどがあった。
IMCがアウトランズを離れて以来、この島はシンジケートの建設プロジェクトや異常な事件によって、さまざまな変化を遂げてきた。最も顕著なのは、リパルサータワーの破壊、サンダードームとスカルタウンを沈めた地下爆発、キングスキャニオンの北端を消滅させた船の墜落である。現在、シンジケートは洞窟にテラフォーミングプロジェクトを行い、レリック(旧スカルタウン)のサルベージ作戦でさらに地形を変えつつある。しかし、どれだけ姿を変えようとも、ここがApexゲーム発祥の地である事実は揺らがない。
ワールズエッジ
激しい火山活動で知られている惑星タロスは、地表に希少な鉱物化合物が見つかるまでは、住めないと考えられていた。IMCは自然溶岩流を超冷却し、資源の採掘を可能とするために減熱塔が建造した。それらの塔を収容していた施設には「新たな夜明け」という楽天的な名称が与えられ、その周辺にはワールズエッジの町が形成されていった。しかし、減熱塔のひとつが爆発したことによって、周囲の区域は生命を奪い去る瞬間冷凍にさらされた。ワールズエッジは放棄され、唯一残ったのは、かつてテクノロジーを拒絶した狩人たち(地元の英雄、ブラッドハウンド率いる)の小さなコミュニティだけとなった。
やがて、その危険性は忘れられ、ワールズエッジは惑星のエネルギーが豊富な土壌を利用しようとする2つの新しいグループ、マーシナリーシンジケートとハモンドロボティクスの興味を惹くことになる。両グループの実験技術により、ワールズエッジは不安定になり、狩人のコミュニティは移住を余儀なくされた。物議を醸す事態から目をそらすため、ApexゲームはサンダードームとApexゲーム、そしてそれを作った人々を称えるための博物館を開設した。今日、ワールズエッジはApexゲームの第2の拠点であり、ハモンドロボティクスの重要なオペレーションセンターとなっている。
オリンパス
人々の夢が結実した都市オリンパスは、プサマテ上空に浮かぶユートピアだった。そこはアウトランズ中の優秀な頭脳が集ってアイディアを語り合い、学術の飛躍的な進歩に寄与する場所だった。しかしながら、実験研究施設で起きた事故によってフェーズリフト(膨張したフェーズエネルギーが起こした亀裂)が発生し、アウトランズ屈指の頭脳の持ち主たちはあっという間に街を放棄した。そしてマーシナリーシンジケートの支援により、ハモンドロボティクスがこの地に乗り込んだ。Apexゲームを新たなステージに引き上げるために、オリンパスに変化をもたらすのが目的だ。
その後、イカロス艦隊所属の1隻の船が危険なウイルスとメデューサのツルをオリンパスに持ち込んでしまう。ウイルスが厳重に保管された一方、ツルは船とオリンパスに絡みつくような形で野放しになっていた。加えて、フェーズ技術でオリンパスを別の場所に移送するという試みがあったが、それによって大惨事が発生した。オリンパスは急降下し、安定性を取り戻したときには構造物が雑然と広がる光景が都市全体に広がっていた。この変化はゲームを劇的に変え、レジェンドたちは新たな課題に直面することになった。
ストームポイント
この吹き曝しの無人島もかつては栄えていた。絶景が広がるストームポイントは資源が豊富であったため、惑星ガイアで実施されたIMCによる初期探索の第一候補地となった。しかし、入植部隊はこの島が強烈な熱帯の嵐に見舞われることをすぐさま知ることとなり、入植地はスオタモ近郊に変更された。この街が発展を遂げる過程で、IMCは嵐を利用した発電施設「ストームキャッチャー」を建設し、電力需要に対応した。
IMCがアウトランズから撤退すると、ストームキャッチャーは荒廃。稼働するストームキャッチャーは1つのみとなり、資源も乏しくなった。それを知らない住民は、これらを破壊して部品調達の場とした。ストームキャッチャーが失われた結果、嵐は威力を増し、島は嵐に覆いつくされることとなった。シンジケート条約が締結されたことによりアウトランズに平和と秩序が訪れると、多くのストームキャッチャーが修復された。そして該当エリアで調査が実施され、未確認の入植地が発見されたものの、生存者なしということが判明。以後、この島は長年放棄され、盗掘を目的とする者や海賊たちが時折訪れるのみとなった。マーシナリーシンジケートがここに目をつけるまでは。
マーシナリーシンジケートはストームポイントに旧IMCの技術が導入されたこと、そして危険な野生生物が生息することを知っていた。だが、海に生きる巨大な怪物の声が旧IMCの防衛施設を起動させたそのとき、ここがどれほど危険な島なのかを初めて認識したのだった。潤沢なアイテムが眠るIMCの武器庫には今やスペクターが徘徊し、Apexゲームの出場者は新たな難題に直面することになった。
基本プレイ無料*
PlayStation®4、PlayStation®5、Xbox One、Xbox Series X|S、Nintendo Switch、EA App(PC)、Steam(PC)。
*対象機種のアカウントとサブスクリプション(別売)が必要になることがあります。インターネットの常時接続環境とEAアカウントが必要です。年齢制限が適用されます。ゲーム内購入が含まれます。