『F1® 24』ドライバーレーティングアップデート — ハンガリーからモンツァまで
発売後、2回目となるドライバーレーティングアップデートでは、とあるドライバーが記録的な上昇を見せます
EA SPORTS™
サマーブレイク明けに更新された2024年のドライバーとコンストラクターの表は、最近のレースで起こった紆余曲折によって、世界中のFormula 1®ファンを驚かせ、喜ばせ続けています。展開したストーリーを振り返り、個々のパフォーマンスを分析し、『F1® 24』のドライバーレーティングに第2回目となるアップデートを実施しました。
レーティングは、コース上での過去のパフォーマンスに基づいて、シーズン開始時に各ドライバーに与えられるものです。EA SPORTSチームは、一年を通して数字を計算し、専門家のアンソニー・デイビッドソンとアレックス・ジャックと相談しながらレーティングを動的にアップデートし、ゲームを今年の進捗状況と密接に一致させています。
ドライバーレーティングのカテゴリーは?
複数の要因が各ドライバーの総合レーティングを構成しています。これは次のように分類されます:
- 経験(EXP):レースに出場するほどポイントが与えられ、F1でのレース数とそのレースでのフィニッシュ順位に対して、より大きなウェイトを持たせます。
- レース技術(RAC):レース技術は、ドライバーが集団をうまく進む能力をして示しており、スタート順位よりも高い順位でフィニッシュする能力が考慮されます。
- 認知度(AWA):認知度は、スチュワードの注目を避けたドライバーに報酬を与えます。ペナルティの重大度は、認知度の調整に大きな影響を与えます。
- ペース(PAC):ペースは、最速レースと予選ラップタイム、そしてチームメイトとの差に近いドライバーに報酬を与えます。
- 総合評価(RTG):すべてのドライバースタッツを組み合わせたもので、『F1® 24』における各ドライバーの能力を示します。ペースにより大きなウェイトを置いています。
レーティングは、さまざまなモードでのAIドライバーのパフォーマンスに影響を与えます。すでにキャリアセーブが進行中の場合、ゲーム内メールに移動して、これらの変更を適用するかどうかを選択できます。
9月のアップデート — ハンガリーからモンツァまで
前回の『F1® 24』レーティングアップデートには、イギリスまでの全レースが含まれていました。今回の最新アップデートには、ハンガリーGrand PrixからモンツァでのイタリアGrand Prixまで、計4レースが含まれます。
レース数は少なかったものの、興奮の瞬間が多数あり、さらに新たなレースの勝者が現れました。これらの優れたレースパフォーマンスによって、『F1®』ゲームシリーズの歴史の中でも、シーズン中における最大級のレーティング変動が生じました。
レーティングの変更点の一覧は こちらをご覧いただくとして、最新のドライバーレーティングアップデートの大きな変更点の一部をご紹介します:
オスカー・ピアストリ — 驚異的台頭
オーストラリア人のオスカー・ピアストリにとって、ここまで素晴らしいシーズンとなっています。シーズン開幕戦での見事な走りだけでは不十分だったとしても、その類まれない安定感によってオーストリア以降は毎回4位以上でフィニッシュしており、この間に他のどのドライバーよりも多くのポイントを獲得しています。
彼の好調な走りはハンガリーでの初優勝という形で報われ、それに伴い、彼の『F1® 24』のレーティングにも影響を与えました。
オスカーの「経験」が9ポイント上昇し、単一のステータス上昇では過去最大となりました。さらに「認知度」は8ポイントと大きくアップし、「レース技術」と「ペース」はどちらも1ポイントアップしています。彼の「総合」レーティングは2ポイントアップし、87になりました。
チョウ&ボッタス — ペースに苦しむ
KICK Sauberチームは過渡期にあり、Audiが参戦する2026年に大きな変化が訪れると言っても過言ではないでしょう。残念ながら、今年彼らは予選でもレースでもグリッド後方でたびたび苦戦しており、唯一ポイントを獲得していないチームとなっています。
チョウ・グアンユーとバルテリ・ボッタスの両ドライバーはコース上でのペナルティを回避したものの、チョウはハンガリーからモンツァまでベテランのチームメイトたちに負け続け、18位以上でフィニッシュすることはありませんでした。
ドライバーレーティングではチームバトルが大きな要因となっており、チョウの「レース技術」と「ペース」が3ポイントダウンしたため、「総合」レーティングは2ポイントダウンとなりました。バルテリについては、「レース技術」と「ペース」が1ポイントアップしたおかげで、「総合」が1ポイントアップして82ポイントになりました。2024年シーズンの残りのレースで二人がポイントを獲得できるよう、応援しています。
シャルル・ルクレール — 再び軌道に
シャルルに2024年シーズンの全体的な感想を尋ねた場合、おそらく他のドライバーよりも答えるのに少し時間がかかることでしょう。彼と彼のチームのパフォーマンスが変動しているためです。
しかし、ここ最近の4レースで、真に調子を取り戻したようです。2回の4位フィニッシュ、ザントフォールトでの表彰台、モンツァでの目覚ましい勝利など、レース後のシーンは2019年の同じコースでのあの有名な勝利を彷彿とさせます。
それに加えて、各レースでチームメイトのサインツを圧倒しており、「経験」、「レース技術」、「認知度」の向上により、「総合」レーティングが90ポイントにまでアップしたのも不思議ではありません。
今後の2024年は?
Formula 1®において、他を圧倒するチームやドライバーが明確に存在しない状況は、かなり久しぶりではないでしょうか。コンストラクターとドライバーズのタイトル争いはまだ行われており、シーズン終了時はスリリングなものになるでしょう。場合によっては、アブダビの最終レースまで決着がつかないかもしれません。
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