シムの匠を訪ねて：Fuyaya

2015-05-01
SimGuruCoop

自分流を見つける

これまで「シムの匠を訪ねて」では北米地域のシムズファンを紹介してきましたが、今回はヨーロッパです。 フランスのシムズファン向けにMODやカスタムコンテンツ（※）作成の情報を掲載している Sims Artists を運営するFuyayaさんにお話を伺いました。 ファンによって作られた「The Sims 4」のコンテンツをダウンロードする方法を知りたいですか？あるいはご自身でコンテンツを作成したいですか？ そんなあなたにFuyayaさんからアドバイスがあります。

ザ・シムズをプレイし始めたのはいつ頃でしょうか？

最初に触れたのは「ザ・シムズ2」ですが、「ちゃんと」プレイし始めたのは2009年だったと思います。 それまでは自分だけでプレイしていましたが、「ザ・シムズ3」を通してユーザーコミュニティと繋がることができました。 自分と同じようにザ・シムズを愛し、同じようにザ・シムズと接する人たちがこんなにたくさんいると知って驚いたのを覚えています。 そこでようやく「真のシムズファン」になることができました。

知らない人のために、MODについて簡単に説明してもらえますか？

ゲーム本編だけでもプレイヤーは物語を紡いだり、家をデザインしたりできますが、MODはより多くの自由をユーザーに与えます。 家具も服もアクセサリーも…要はゲーム内で見えるすべてのものをデザインすることができるということです。 MODはとても難しいように見えますが、最初は簡単なところから始めることもできますよ。

MODを作り始めたきっかけは何だったのですか？

コミュニティに参加する前は、ゲーム内で提供されていた以外のもの、つまりカスタムコンテンツの存在自体を知りませんでした。 しかし、ブログやファンサイトを見つけてとてもびっくりしました。 自分でもMODを作ってみようとコードを書きはじめ、ある程度理解できたらフランス語のチュートリアルを公開しました。当時はフランス語の情報がとても少なかったんです。 MOD作りに熱中しているうちにアイテムのデザインもしてみたくなりました。 そこで、カスタムコンテンツの作り方も学びました。 それ以来、さまざまなものを作っていますね。インテリア、家具、服装、アクセサリー、タトゥー、ポーズ…などなど。

MOD作成にはどのようなツールを使っていますか？

私はザ・シムズ関するフォーラムを5年前に開設して、今も運営を継続しています。 意欲あるプレイヤーの誰もがザ・シムズで好きなものを作ってもらえるよう、フランス語のチュートリアル作ることが私たちの目標です。 チュートリアルを書いたり講座を開催している関係で、あらゆるプログラムを試す必要があるのですが、いまだに一番好んでいるのはTSR Workshopですね。「ザ・シムズ3」のころから愛用しています。 とても細かいところまで作りこめるのが良いですね。 S4 Studioもわかりやすくて良いツールだと思います。多くの人が理解できるツールは、コミュニティの活性化に貢献してくれます。

「The Sims 4」のMOD作成を始めたばかりの人へアドバイスはありますか？

ぜひ私の運営するフォーラムSims Artistsへ来て、学んだりアイデアを交換したりしてください！

何を学ぶにしても同じですが、走れるようになるためにはまず歩き方を習得する必要があります。 たとえば皆さんが主に触れることになるだろうコンテンツのグラフィックですが、1つのツールをじっくり使い込んでマスターすることをおすすめします。 コンテンツ作成にあたって、3Dグラフィックを学ばずともできることはたくさんあります。色を変更するだけでも幅広いカスタマイズが可能ですから。 カスタマイズに慣れてくると物体の形についての理解が深まり、自然と3Dがわかってくるようになります。 時間をかけてテクニックを学び、細部にも気を配るようにしましょう。 とてもシンプルに見えるカスタムコンテンツもありますが、作りかけで放り出すよりは完成までこぎつけることの方が価値があります。

今までに作ったMODやカスタムコンテンツの中で、作るのがもっとも大変だったのは何でしょうか？

服を1から作るのはときに多くの時間がかかります。技術的な制約に縛られていますし、使用しているプログラムは常にアップデートされていますから。

しかし、もっとも大変だったとなるとKodamaだと思います。 何故だかわからないのですが、一度も使ったことのないBlenderというツールを使用したのです。 ポーズを作るのも大変ですね。不自然に見えないように、何度も微調整を行う必要があります。

お気に入りのMODやカスタムコンテンツは何ですか？

プレイヤーとしては、間違いなく髪型が好きです。 髪型を作れる人は尊敬します。私自身はまだ作ったことはありません。

ゲームの新機能で一番嬉しかったのは、ゲーム内でシムにポーズをとらせることができるようになったことです。嬉しさを誰かに伝えたくて友達に電話したほどです！ これで自分の作ったいろいろなコンテンツを1枚の画像におさめることができます。 自分でカスタマイズしたシムが、自分で作った服装に身を包み、自分で決めた構図の写真におさまります。

あなたはもう「The Sims 4」で作品を作りましたか？ ザ・シムズでのあなたのプレイ体験を共有してください。 ハッシュタグ：#SimSpotlightにて作品の投稿をお待ちしています。次の匠はあなたかもしれません！

他の「シムの匠を訪ねて」の記事はもうチェックされましたか？Cinderellimouseさんが話題の「あのドレス」を「The Sims 4」に登場させた話や、Ian Roachさんがテレビドラマのセットをゲーム内で再現した訳なども、ぜひお読みください。.

최신 소식을 놓치지 마세요! Twitter와 Instagram에서 팔로우하거나 Facebook에서 좋아요를 누르거나 저희 YouTube 채널에 가입해 주세요.

（※）ユーザーによるカスタムコンテンツの公開に際して審査は行っておりません。ゲームデータにカスタムコンテンツを追加される際は、お客様ご自身で十分に注意を払っていただくようお願いいたします。