SimGuruインタビュー: SimGuruNinja
2017-02-22
SimGuru Drake
今回は新着のSimGuruインタビューをお送りします!「ザ・シムズ」の開発チームにはSimGuruとしてさらなる活動に取り組み、愛すべきシムズファンのコミュニティーに向けてその知識を広めることに喜びを見出したスタッフ陣がいます。今回のインタビューでは、そんなSimGuruの中から「The Sims™ 4 Vampires Game Pack」(※)の制作にかかわったGuruにスポットライトを当ててみました。
まずは簡単な自己紹介からどうぞ。
Dave Miotkeです。難しければデイビッドでどうぞ。EA、Maxisで8年にわたり働いています。ストラテジーゲームとシミュレーションゲームが大好きで、80年代、90年代のビンテージのおもちゃを集めています。最近はVRゲームをプレイしていますね。
「The Sims Pet Stories」、「The Sims Castaway」、「ぼくとシムのまち キングダム」などのタイトルを担当していました。Electronic Artsで働き始めた当初は、品質管理テスターでした。
ゲームデザイナーとしては「ぼくとシムのまち エージェント」を担当していましたので、この作品は自慢のゲームです。そして「The Sims Medieval」 チームに加わった後、2011年に「The Sims 4」のチームに異動しました。EAで働き始めた最初の頃が懐かしいですね。とても幸せで、毎日が輝き、若さのエネルギーにあふれていました。今や白髪が目立ち、お腹が出始め、オヤジギャグばっかり言ってます。
年齢は重ねているけれども心は今も若いまま、ゲームとMaxisを心底愛している点に変わりはありません!それが私の原動力です。
あなたの「The Sims 4」における役割はどのようなものですか?
プロデューサーです。プランナーが少々、チアリーダーが少々、テスターが少々。(というか、それがプロデューサーの公式レシピなのだと思います。)
プロジェクトの初期にはアイデアやコンセプトの売り込みやブラッシュアップを手掛けます。それにゴーサインが出たら、パックに含まれる要素のさらなる明確化と優先度付けを行い、同時にチーム全体に方針と開発の進行状況を共有します。プロジェクトの後半ではソフトウェアを評価し、プレイヤー、つまり皆さんへの提供にふさわしいクオリティーを保つための反復開発や追加要素の開発プランを立てます。
これまでに次のようなプロジェクトに携わってきました。
• 「The Sims 4」本編の社交システム、人間関係、スクリーンショット/思い出、社交イベント、その他。
• 「The Sims 4 Get To Work」(「The Sims 4」拡張パック第1弾)、「The Sims 4 Get Together」(「The Sims 4」拡張パック第2弾)、「The Sims 4 Dine Out」(「The Sims 4」ゲームパック第3弾)、そして「The Sims 4 Vampires」!(「The Sims 4」ゲームパック第4弾)、ここでは主にゲームプレイ要素全体の監修にあたりました。
SimGuruであることの楽しみは何ですか?
SimGuruであることのもっとも素晴らしい点は、もちろんプレイヤーの皆さんと交流できることです。直に会話を交わし、ゲームでどんな楽しみに出会ったり、ドタバタに巻き込まれたりしたかを知ることができるのは、とても楽しい体験です。シムズのコミュニティーは抜群に素晴らしいコミュニティーです。私が「すぐに」という言葉を間違って使っている、なんて文句を言われても、私のコミュニティーへの愛はこれっぽっちも揺らぎません。
「ザ・シムズ」シリーズで一番気に入っている点は何ですか?
何と言っても、「ザ・シムズ」にはまったくと言っていいほど終わりがなく、極めて多くのプレイスタイルを許容できる点です。コアな建築ファンの皆さんがギャラリーに投稿される驚くような建築を見てください。熱心なストーリー制作者の皆さんが、実況シリーズを通じて送り出すドラマやキャラクターの数々。チャレンジ系のプレイヤーの皆さんが生み出したレガシーチャレンジのプレイを見るのも素晴らしく楽しいです。皆さん一人一人の望みを叶える極めて幅広いゲームです。それが最高です。私自身はややアナーキー指向のプレイヤーです。パーフェクトなワールドを作り出し、自分のシムでそれをめちゃくちゃにして、すべてが燃え上がって破滅する様を見るのが大好きです。
一番好きなアイスクリームの味は何ですか?
重要なのは味じゃありません。大きく切ったパイと一緒に出されることが重要なんです!!!パイです… たまりませんね。
それかコブラー(アメリカのパイ様焼き菓子)でも…たまりません!(悲しい小話:帰り道の途中にある靴の修理屋に目立つ「コブラー(靴屋)」の看板があるんです。それを見るたびにお腹が鳴るんですが、お菓子のコブラーじゃないことに気付いて悲しくなります。看板を見るたびそうです。靴屋なんて、靴屋なんて… この世から消えてしまえばいいのに!)
ちなみにパイはバーベキューとも相性ピッタリだと知ってましたか?
…ですよね。パイとバーベキューの組み合わせは至高。常識です。
浮かんできました… プルドポーク。ブリスケット。マカロニチーズ。コーンブレッドのマフィンとリブもいくつかあればもう最高。イケナイ、ちょっとよだれが止まりません。まったく、なんだってアイスクリームの事なんて聞いたんです?私は食べ物の話題に弱いんです!!!
危険なくらい。
というわけで皆さんとお話しできて最高でした。すみませんが、ちょっとお腹が空いて死にそうなので何かつまみに行かないと…。またお話しできる機会を楽しみにしています!…すぐに!
ほかの「ザ・シムズ」の開発スタッフや「ザ・シムズ」をこよなく愛するファンのことも気になったら… SimGuru SparksとAureylians Simmerのインタビュー記事もあわせてお読みください。もしインタビューを読んでみたいSimGuruがいれば、 ぜひTwitter、Instagram、Facebookで教えてください。次回のSimGuruスポットライトに登場するかもしれません!
※プレイには「The Sims 4」ゲーム本編(別売)と、すべてのゲームアップデートの適用が必要です。