「EA SPORTS UFC 6」: フロー状態の紹介
2026年5月20日
内容

「EA SPORTS UFC 6」において、勝利は単に選手の能力値の高さだけで決まるものではありません。選手を他者と差別化する、その選手独自のスキルこそが勝敗を分けるのです。最新のフロー状態機能では、プレイヤーが選択した選手の特長を活かして闘い、モーメンタムを試合の流れを一変させる決定的な瞬間へとつなげることができるようになっています。
どの選手にも、その強みを形作る要素がありますが、レーティングはあくまでその一部に過ぎません。選手には、それぞれ特有の傾向やリズム、得意技、そして試合を支配するスタイルがあります。フロー状態は、プレイヤーが選択した選手の実際のスタイルに沿った形でモーメンタムを築き上げたことを報いることで、その個性や特徴をゲームプレイにより深く反映させるよう作られています。
「UFC 6」では、もはや打撃、グラップル、あるいは心肺機能のレーティングが高いかどうかだけが重要なのではありません。選手がどのように勝利を掴み取りたいと考えているか、どのようにモーメンタムを作り出すか、そして勝負の行方が懸かった局面で、その選手の最も危険な武器を引き出せるかどうかが問われるのです。
フロー状態とは
選手にとって、フロー状態とは、すべてが完璧に噛み合う、集中力が高まった戦闘状態のことです。集中力が研ぎ澄まされ、本能が働き、ためらいなく技が繰り出されます。観客、プレッシャー、そして騒音が消え去ります。考えるのをやめて、反応し始めるのです。鋭い打撃、回避、押し込み、テイクダウンの防御、そして完璧なタイミングと正確さ、そして完全なコントロールによるカウンター。
「UFC 6」では、フロー状態という新しいゲームプレイ要素が導入されており、選択した選手の格闘スタイルに基づいてモーメンタムを築き上げたプレイヤーにボーナスが与えられます。
この仕組みは、3つの層で機能します。
| 層 | 機能 |
|---|---|
| 基本効果 | 試合を通じて、選手の主な強みを支えるパッシブボーナスです。 |
| フローブースト | 選択した選手の実在のモデルと同じような戦い方をすると、フローゲージを大幅に増加させる、格闘スタイルに基づくブースターです。 |
| フロー状態 | モーメンタムが最高潮に達した時に発動できる、ゲームプレイに大きな影響を与えるブースト効果で、決定的なフィニッシュのチャンスを作り出したり、戦況を一変させたりするのに役立ちます。 |
30種類のPERKの中から、各選手には5つのPERKと1つのフロー状態の組み合わせが割り当てられます。それによって、試合が始まる前から、さらなる戦略の要素が加わることになります。2人の選手のレーティングが似ていても、フローの設定によって、プレイヤーが取る戦術は大きく異なる場合があります。
プレッシャーをかける選手は、ケージ際での攻防を切り抜け、コンボを決めることが評価されるでしょう。カウンター攻撃を仕掛ける選手は、反撃する前に相手の攻撃をかわすことで、評価されることがあります。グラップラーは、テイクダウンを連続させたり、相手の体勢転換を阻止したり、マット上のポジションを支配したりすることで、モーメンタムをつけることができます。
その結果、プレイヤーは自分の選手が何を得意としているかだけでなく、その選手がどのように試合を圧倒できるかを理解するよう促すシステムとなっています。
フロー状態が重要な理由
格闘技において「フロー状態」に入ることには大きな意味があります。それは、混沌とした状況の中でも冷静さを保ち、本能的に反応し、体力を温存し、一瞬の判断が勝敗を分けるような場面で的確な決断を下せるようにしてくれるからです。
「UFC 6」ではフロー状態機能により、プレイヤーはどの選手を選ぶか、モーメンタムをどう維持するか、そしてラウンドごとにどのような戦術を立てるかについて、これまでとは異なる視点で考えるよう促されます。
試合が始まる前に、プレイヤーはレーティングだけにとどまらず、次のことについても考えると良いでしょう。
- この選手はどうやってモーメンタムをつけられるのか?
- どの状況でフローブーストを発動できるのか?
- そのフロー状態は、フィニッシュ、防御、硬直、グラップル、プレッシャー、あるいはカウンター攻撃を援助するのか?
試合が始まると、これらの選択が戦術的なものとなります。長距離型ストライカーを使うプレイヤーは、距離を置いてストレートパンチを繰り出そうとするかもしれません。キックの威力が高い選手は、適切なタイミングを見計らって、回し蹴りや前蹴りを狙うかもしれません。グラップラーは、フローゲージを早く溜めるスクランブル、スイープ、あるいは妨害を試みるかもしれません。
フロー状態が発動すると、その蓄積されたモーメンタムが大きなチャンスとなります。これにより、試合を締めくくるための追い込みをかけたり、危険な局面を乗り切ったり、主導権を取り戻したり、あるいはその選手ならではの強みをさらに活かすことができるでしょう。
フロー状態PERK
各フローPERKには、3つの要素があります。それは、「基本効果」、「フローブースト」状態、そして発動時の「フロー状態」効果です。
| フロー名 | 基本 | フローブースト | フロー状態 |
|---|---|---|---|
| 金床 | トップポジションからの阻止が容易 | ポスチャード状態のグラウンドパンチ中に短時間で相手に2回ヒットさせる。 | グラウンドパンチの持続時間、威力、スタミナの効率が向上する。 |
| 骨切り | スタンドでのエルボーと膝蹴りのパワーと精度が向上。 | スタンド状態で、短時間のうちにエルボーか膝蹴りを2回相手に命中させる。 | エルボーと膝蹴りによるダメージ、およびカット/腫れのダメージが増加する。 |
| ブルウォーク | 後方や横方向への移動時に、ブロックがより強力になる。 | ブロックゲージが低いときに打撃を回避する。 | ブロックゲージを即座に満たし、ブロックダメージ、ボディーと脚へのダメージを軽減する。 |
| 王手 | 寝技の攻撃力が強化 | ディープな寝技、攻撃側の寝技のポジション転換または寝技の連鎖。 | 寝技の攻撃速度が上昇し、寝技ゲージをより消耗させ、ディープな寝技に対してより厳しいペナルティが適用されるようになる。 |
| デンキウナギ | テイクダウン防御とクリンチからの脱出が向上 | クリンチへの移行を阻止、またはテイクダウンを反転させる。 | テイクダウン防御が向上し、スタンドとクリンチからの打撃の威力が上昇する。 |
| エスケイプ | トップポジションからの寝技の防御を強化 | トップ、ボトム、クリンチからの寝技を妨害する。 | あらゆるトップガードポジションからのポジション転換、および寝技の防御側のポジション転換が高速化する。 |
| フェザーステップ | 後退時のフットワークが向上 | 踏み込み回避の直後に素早く相手を攻撃。 | 遠距離からの打撃ダメージが増加する。 |
| グリズリー | クリンチとテイクダウンのスタミナ消費が減少する。 | どちらかの選手がテイクダウンスクランブルを行った時。 | テイクダウンとあらゆるクリンチ行動のスタミナ消費が減少し、相手のクリンチ脱出とスクランブルのスタミナ消費が増加する。 |
| グラウンドKP | グラウンドの駆け引きで、行動のスタミナ消費量が減少する。 | インスタントポジション転換を除く、グラウンドでポジション転換を短い間に2回成功させる。 | グラウンドでの行動とグラウンドパンチのスタミナ消費量が大幅に減少する。 |
| 血気 | 1ラウンドと2ラウンドでのスタンド打撃のスタミナ消費が減少 | コンボの4発目の打撃を相手に命中させる。 | スタンド状態での打撃のスタミナ消費が大幅に減少する。 |
| ハンター | 前進時や横方向への移動時のフットワークが向上 | 相手がフェンス際に背中を押し当てている際にヒットさせる。 | 前進時のフットワークが向上し、相手がフェンス際にいる時に与えるダメージが増加する。 |
| クラーケン | スタンド状態からのテイクダウンが強化 | 相手が打撃をミスした直後にテイクダウンを実行する。 | 自分がトップポジションをとっている場合、すべてのテイクダウンを強化し、相手のスタミナ回復を遅らせる。 |
| ランサー | フロント、サイド、かかと落としなどを含む前蹴りのパワーと精度が向上する。 | 相手が打撃を放っているときに、前蹴りを命中させる。 | 前蹴りのダメージが増加し、状態異常の発生率が向上する。 |
| 背水の陣 | ボトムポジションからの寝技の防御が強化 | 決死の脱出を除く、あらゆる寝技から脱出する。 | グラウンドでのスタミナ回復量を増加させ、寝技メーターを再生し、それへのダメージを軽減する。 |
| 水の如し | 直立中または前進中のスウェー時で受けるダメージを軽減する。 | 打撃を回避した後にスウェーからの打撃を命中させる。 | カウンターでなくても、スウェー後に命中した攻撃のダメージが増加する。 |
| 永久機関 | 3~5ラウンドでのスタンド打撃のスタミナ消費量が減少 | 短期スタミナが大幅に多くある際に、相手にヒットさせる。 | スタンド状態でのスタミナ回復量が16秒増加する。 |
| フェニックス | スタンの回復速度が上昇 | スタン状態から持ちこたえ、ダウンしない。 | スタンド状態での体力とスタミナの回復が上昇し、スタン時間の持続時間を大幅に減少させる。 |
| 挑発 | スウェーから放たれるパンチが強化される。 | パンチを放った直後にスウェーで打撃を回避する。 | 前進時のフットワーク、威力、スタミナ効率が向上する、相手も挑発を返して、同様の効果の一部を得ることができる。 |
| 流砂 | ボトムポジションからの阻止が容易 | スイープを実行する。 | ボトムポジションまたは高度なトップポジションからのグラップルアクションが16秒間速くなる。 |
| 死神 | 回し蹴り(回転しない横蹴り)のパワーと精度が向上する。 | 相手が後退している際に、遠距離から回し蹴りをヒットさせる。 | 回し蹴りのダメージが増加し、状態異常の発生率が向上する。 |
| レヴナント | ラウンド間で回復する体力が増加 | タイトグラウンドゲームを除いて、自分の体力が低い際に、相手にヒットさせる。 | 体力回復を大幅に促進する。 |
| 枷 | 優位なポジションでのクリンチコントロール、クリンチ打撃、テイクダウンが強化 | 打撃を回避した直後に相手にクリンチする。 | クリンチコントロール、クリンチ打撃、テイクダウンからクリンチへの移行が強化される。 |
| スペクター | 直立時や前方移動時のスウェーで、攻撃をより効果的に回避可能 | 短時間でスウェーで2回の攻撃を回避する。 | スウェーと突進のスタミナ消費が減少し、被ダメージがさらに軽減される |
| スピン | スピニングキックのパワーと精度が向上する。 | 相手の短期スタミナが低い際に、スピニングキックをヒットさせる。 | スピニングキックのダメージが増加し、状態異常の発生率が向上する。 |
| スプリング | 立ち上がりが強化される。 | 妨害を行った後に素早く立ち上がりを成功させる。 | 立ち上がりと筋肉調整によるポジション転換と状態異常を引き起こすアビリティが強化される。 |
| スティンガー | ストレートパンチのパワーと精度が向上 | 相手が攻撃している際に、遠距離からストレートパンチをヒットさせる。 | ストレートパンチのダメージが増加し、状態異常の発生率が向上する。 |
| タンク | スタンド時、または前進時のブロックを強化 | ブロック成功後に素早く相手の頭部にヒットさせる。 | ブロック後短時間、すべてのスタンド打撃のダメージが増加する(カウンターとして使用されない場合でも)。 |
| タイガー | フックやアッパーカットなどの、カーブパンチのパワーと精度が向上する。 | 相手が回避行動で無防備になっているときに、カーブパンチを命中させる。 | カーブパンチはより大きなダメージを与え、状態異常の発生に優れる。 |
| タイタン | 相手より体力が多い場合、スタンに対する耐性が向上する。 | 相手が状態異常の際、またはその直後にヒットさせる。 | 攻撃を受けた直後、またはどちらかの選手が状態異常の際に与えるダメージが増加する。 |
| 不屈 | 相手より体力が少ない場合、スタンに対する耐性が向上する。 | スタンド状態でのスウェーか突進でダメージを軽減する。 | 受けるダメージが減少する。 |
選手フローの例
ここでは、「UFC 6」においてフローが各選手にどのような影響を与えるか、いくつかの例をご紹介します。
| 選手 | 階級 | フロー状態PERK | PERK 2 | PERK 3 | PERK 4 | PERK 5 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Alex Pereira | ヘビー級 | タイガー | 死神 | 水の如し | ブルウォーク | フェニックス |
| Max Holloway | ライト級 | 挑発 | スティンガー | 背水の陣 | 不屈 | 永久機関 |
| Conor McGregor | ウェルター級 | スティンガー | ランサー | スピン | 水の如し | フェザーステップ |
| Joshua Van | フライ級 | ハンター | スティンガー | タンク | 不屈 | 血気 |
| Petr Yan | バンタム級 | タンク | スティンガー | ハンター | ブルウォーク | デンキウナギ |
| Alexander Volkanovski | フェザー級 | 背水の陣 | 金床 | 死神 | フェザーステップ | 永久機関 |
| Islam Makhachev | ウェルター級 | 王手 | クラーケン | エスケイプ | タイガー | 死神 |
| Sean Strickland | ミドル級 | ブルウォーク | スティンガー | ランサー | タンク | 永久機関 |
| Carlos Ulberg | ライトヘビー級 | フェザーステップ | スティンガー | タイガー | 死神 | ランサー |
| Tom Aspinall | ヘビー級 | スティンガー | 死神 | 骨切り | ハンター | フェザーステップ |
選んだ選手のように闘う
フロー状態は、シンプルな考えに基づいて作られています。それは、「よりその選手らしく戦うほど、より危険な存在になる」というものです。

Alex Pereiraを使うのであれば、強烈なカーブパンチや回し蹴り、優れた守備意識、そして逆転の可能性を最大限に活かすことを意味します。Max Hollowayでプレイすれば、連打、ストレートパンチ、スタミナ、そして巧みな攻守一体の戦術を駆使して、リズムを保つことが重要です。Islam Makhachevを選んだなら、テイクダウン、トップポジションの支配、そして寝技の脅威がますます危険なものとなる、グラップル主体の試合展開を想定することを意味します。
選手リスト全体において、同じことが言えます。フロー状態は、各選手により明確な戦略的特徴を与えることで、対戦相手との相性をより身近に感じさせ、選手選びをより有意義なものにします。
モーメンタムを溜め、フローを発動し、決着をつけろ!

「UFC 6」では、オクタゴンの中でプレイヤーが自身のスタイルやモメンタム、そして戦略性を表現する手段がさらに広がりました。ジャブの背後からプレッシャーをかけようとも、完璧なカウンターのタイミングを計ろうとも、グラップルの攻防を繰り広げようとも、逆境を乗り越えようとも、あるいはハイライト映像に残るようなフィニッシュを狙おうとも、フロー状態は、自分の選手を理解し、戦略に徹するプレイヤーに報いてくれます。
選手を選んで己の戦いを見せつけろ。フロー状態に入れ
モーメンタムがピークに達したら、すべてが変わる瞬間へと変えろ。
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