EAで働く人々:インターン紹介 - JerryとNicolas
EAの秋期インターン生であるJerryとNicolasを紹介し、彼らがリモート環境の次世代才能育成プログラムで、長く続く人脈を構築した体験をお伝えします。
EAのインターンシッププログラムでは、学生が自分のキャリアをスタートし、成長させる絶好の機会を提供し、その経験のなかで大きな情熱を培うことができます。この秋、私たちは次世代の才能を育む取り組みを仮想空間で実施し、新たなインターン(#intEArns)クラスを迎え入れました。ソフトウェアエンジニアのインターンであるJerryと、そのクラスメートでプロジェクトマネージャーのインターンを務めるNicolasが、EAが育む開放的で受容性が高く、社交的な企業風土を通じて交流を広げたエピソードをご紹介します。
概要:
- 名前: Nicolas Abou Sawan
- 職名: プロジェクトマネージャーインターン生
- 研究分野: 経営工学/コンピュータサイエンス部門共同優等学位
- 学歴: ウォータールー大学
自己紹介をお願いします。
私はレバノン系移民2世のカナダ人です。出自には誇りがあり、トロントで生まれ育ちました。生涯をカナダで暮らしていますが、アラブ系の伝統に強い影響を受けています。実を言うと、英語を覚える前にアラビア語を話せるようになっていたほどです。昨年9月には交換留学を通じてスイスのスイス連邦工科大学ローザンヌ校で学ぶ機会があり、留学が終わるとすぐにバンクーバーへ移りElectronic Artsでのインターンシップが始まりました。午前1時の面接は今でも覚えています。テクノロジーがとにかく大好きで、新発売のスマートウォッチから最新型のMacまで、最新のトレンドをいつも追いかけています。できることなら、毎年端末を新しくしたいですね。
EAのどこに魅力を感じましたか?
大手ブランド企業で、堂々と履歴書に載せられるプロジェクトに加わりたいと強く願っていたので、「FIFA 21」の仕事ができるのは理想的なチャンスでした。インターンシップの機会を探していたときには、有名企業で働きたいというふうに、キャリア志向が偏っていましたね。あらゆる出来事には理由があります。EAは自分が経験した中でもっとも優れた、実り多いインターンシップになりました。参加から1年が経ちますが、まだこの職を離れていないほどです。この会社には優先度の低い「インターン向け」プロジェクトのようなものは存在しないため、複雑なプロジェクトに加わる機会に恵まれています。会社からはキツい仕事(働きやすい環境の方がもちろん士気は上がるので、比喩的な意味です)を担当してほしいと思われていたので、最初からFIFA Ultimate Team(FUT)サーバーの仕事を任せてもらえました。EAが育む開放的で受容性が高く、社交的な企業風土とはとても相性が良く、非常に居心地がいいです。だから端的に言えば、大きなことがしたくて入った職場に、魅了されたおかげで長続きしているといった感じですね。
インターン環境として、EAはどのような特徴がありますか?
EAのインターン体験は、圧巻のひと言に尽きます。次世代の才能育成チームは、インターンの採用を担当しつつ期間中の面倒を見てくれるのですが、インターン生が人脈を作り、交流して、学びを得るための素晴らしい機会を(職業人としての能力開発セッションとwellbEAingの取り組みを通して)提供してくれています。Zoomのヨガセッションや基調講演体験、「The Sims」と「エーペックスレジェンズ」の対戦会、Zoomを通じたシンプルな親睦会といった体験をみんなでしてきました。全員がリモート環境にいるのですが、それでも記憶に残る体験を届けようとEAは全力でサポートしてくれています。
それともうひとつ、ほとんどのインターン向けイベントでは飲食手当が支給されるので、デリバリーを使って良質な食事にありつけています。食生活の乱れに悩みがちな新入生は、EAに加わる機会を待ちましょう。
どのチームに所属して、どのようなプロジェクトに関わっているのでしょうか。
なんと言っても、「FIFA」ですね。それ以上の説明は要らないでしょう。「FIFA Ultimate Team」では、サーバーエンジニアを担当していました。APIを作って、新機能をテストしながら「FIFA 21」の制作に貢献したんです!サーバーエンジニアの一員として、FUTの協力プレイ機能作りにも協力しました。
今はサブスクリプション系業務を担当するEAXで、プロダクトマネージャーとして、EAが刷新を進める新機軸のプレイヤー体験を管理しています。EA PlayからEAアプリに至るまで、PCプレイヤーのOrigin体験と、皆様にとってのEAのウェブ体験を改善するための業務です。PMとして、プレイヤーが素晴らしい体験をするために必要な重要な事柄に、チームが集中できるようにしていますね。
COVID-19に対する安全策として、EAからバーチャルインターンシップを提案されたときに、最初はどう思いましたか?また、今回のリモートインターンシップからどのようなメリットが得られたのでしょうか。
私はリモートワークの移行前にオフィスで働く機会を得られた、数少ない幸運なインターンの1人です。バンクーバーの借り家には、在宅勤務をするための十分な機材がありませんでした。テーブルと木の椅子、ノートパソコンしかなかったんです。AAAゲームを作るのに、最適な環境ではありません。それでもEAが移行を支援してくれて、モニターや業務を成功させるための機材をすべて送ってもらいました。リモートワークをするうえで必要な物品の購入に自由に充てられる、在宅勤務手当も支給してくれたので、良質なノイズキャンセリングヘッドホンを買いました。オフィスで働く機会はなくなってしまいましたが、それで不利になったと感じたことはまったくありません。次世代の才能育成プログラムの仲間とはよくZoomで話をしますし、チームがいつも繋がりを感じさせてくれます。それにノイズキャンセリングヘッドホンのおかげで、在宅勤務から生じるマイナス要因はすべて遮断できています。
あなたについて、私たちが知らないことを教えてください。
言語を覚えるのが大好きです!3カ国の言葉―アラビア語(上級)、英語(母語級)、フランス語(中級)―を話せて、今はさらにドイツ語(初級)と米国手話を勉強しています。継続的に練習時間を見つけるのが大変ですけどね。
概要:
- 名前: Jerry Chu
- 職名: ソフトウェアエンジニアインターン生
- 専攻: コンピューターサイエンス
- 学歴: ブリティッシュコロンビア大学
自己紹介をお願いします。
私は台湾で生まれて、香港で育ちました。4年前にバンクーバーに移り住み、ブリティッシュコロンビア大学で新しい暮らしを始めました。3年間の学生生活で2つのインターンシップを経験し、今ではコンピューターサイエンスに没頭する4年生として、ソフトウェア開発に強い興味を持っています。私にとって、コードは生涯の友だちになるでしょう。
どのチームに所属して、どのようなプロジェクトに関わっているのでしょうか。
ソフトウェアエンジニアとしてFrostbiteの作業を共同で進めています。具体的には、エディターのフレームワーク担当チームです。1ヶ月前に働きはじめたばかりなので、コードベースに慣れるために小規模なタスクを消化しているところですが、インターン期間が終わる頃には、自分の実績になる立派なプロジェクトを完遂していたいですね。
インターン環境として、EAはどのような特徴がありますか?
EAが何よりも素晴らしいのは、インターン生が自分に投資して成長できる環境を提供しているところです。在宅で働いていますが、1ヶ月が経たないうちにもう期待を越えるスキルを習得できています。それから、インターン期間中にプロジェクトを1つ丸ごと遂行できる予定だということが分ったので、とても興奮しています。モニターの先にいる人たちから学びを得ながら、自分の実力を示すことができる素晴らしい機会だと思っています。これから、EAでもっと経験を積めるのが待ち遠しいです。
このインターンシップはあなたのキャリアパスにどのような影響を与えると思いますか?
専門的なレベルで得られる学びと経験以外では、人脈作りの機会を与えてくれていることが、いちばん自分の役に立つだろうと思います。インターンシップはリモート環境ですが、すでに本物の才能を持った人たちと多くの出会いがありました。これが今後のインターンシップと、その先の人生で助けとなるでしょう。ここで作ったコネクションは生涯を通じて続いていくでしょうし、全員から本当に多くのことを学ぶことができます。今後も、同僚から学びを得続けるのが楽しみです。
今回のインターンシップ期間には、米国社会に内包された不平等、人種差別、暴力について国際的な議論が交わされていました。そのような状況で仕事に向き合うのは、難しいことだったかもしれません。自分の体験を伝えたり、他の人から学んだりするために、EAではどのようなコミュニティや交流の場に参加しましたか?議論を深めるために、イベントに出席することはあったのでしょうか?
ASPIRE(アジア太平洋地域の島国出身従業員によるリソースグループ)のイベントに参加したことで、コミュニティが果たしている役割と、他の方々への貢献について理解が深まりました。EAには本当に多彩なコミュニティがあるので、安心してどこかの団体に所属できるのが素晴らしいと思います。どんな出自を持っていても、EAなら必ず居場所が見つかるだろうと心から思えますね。
あなたについて、私たちが知らないことを教えてください。
大学1年生の時には、ハリーポッターを読んだことがないのにクィディッチのチームに入っていました。
EAの次世代の才能を育むための取り組みを学び、次回のインターンシップに応募をしてみませんか。
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